幼き日のエレジー。
それはイオンだな。
こんにちは、しぇーです。
最初はジャスコじゃなくて、
オカダヤと言った、と。
亡き母から学びました。
大きな商店街の中の、
小さな店、それがイオンのはじまりです。
母と、ダーリン(当時の)が、
通い詰めた、その店。
食器の品揃えが素晴らしかったと、いう。
そう、母から聞きました。
美しいものかどうかの、区別が、
つくかどうか、が。
大切なのだ、と、その母の大きな恋人は、
母に説明をしてくれました。
背の低い、山椒のような、
いやもっと辛かった母は、
そこで、知識を養いました。
今のあたしの、基礎だったりします。
審美眼は、人を守ります。
母が亡くなり、6年に近くなってきました。
いつも、背の小柄な、
可愛いロマンスグレーがお似合いだった、
そんな母を思うと。
高卒で、雇われることになった彼女が、
その税理士と、出会い、
黒髪の隆々とした、美しさに、
彼が心をすぐさま、奪われるまでの。
その一瞬であった、出来事を、
とても、深く、娘であり、友人でも、
あった、あたしは、感じとります。
今日はイオンのプライベートブランド、
お昼ご飯にします。
母は、終生イオンが好きで、
49歳から65歳まで勤め、
その恋心を、ひとり、全うしたのでした。
偉大な母でした。
いつも、凄く特別な存在。
それは、日々の日常に当たり前のイオン。
三重県民にとっては、そうですが。
みなさんの街では、どうですか?
あの日、はじまりの店。
あたしは拝見したことがありませんが、
いつも、母が愛した、
あの人が、愛したイオンを、
歩くたびに、あなたこそが、ヒロインだ、と。
母に言ってあげたくなります。
あなたの、大きな恋人を、
いつも、神のように思いながら、
あたしは、歩いています。
きっと、誰でも、彼を知る人は、
そう思っているだろう、と、信じています。
あたしは、幸福な女です。
あなたと違って。
だから、こそ、そこを生かして、
出しゃばらず、生きていきたい、道があります。
じゃあ、カレーいただきますね(笑)。