プレゼント

チルチルミチルの青い鳥、それは本当の奇跡の証。

すーごい脚本ですね。

本当にこんなに風のように完璧な脚本は、

はじめて見ました。

あの息子さんと来た日にゃ、

しかし、間違えるのですな。

なるほどなあ。

いい話だ。なんでだろうね、

それで行く道が、ずれていったんだね。

デリカシーがないんだね。

なるほどなあ。人間業界のすごい悲しいところやな。

ぜんぜん、理解できる。

この斎藤義龍という、伊藤英明さんが、

演じてらっしゃる、ひとは、

情緒が不安定で、どうしても間違えるんやな。

誰が味方だ、とか、敵だ、とかじゃない。

もうちっと全体的に間違えんのね。

みんな憎いんだね。幻想を抱きたいんやな。

また、普遍的な善心がわかんないんだなあ。

それはつらいことですが(ありがとうございます)。

で、どんどんずれていったんだな(それが昨日のモックンの)。

明智さまが、大変だったりするのは、情動でなしに、

もっと、完全な半身のような、リクエストとして、

帰蝶さまを感じていて、すると、彼の行動範疇というのは、

すなわち、ちょっと、わかりにくいでしょうな。

きっと、人間ってね、本当にぴったりのひととか、

あるんですよ(桜井さん誕生日おめでとう)。

そんでね、そういうときってね、もうなんも言わないもんだよね。

でも、明智さまは、帰蝶さまを、愛している、

その気持ちを、ちょっとちゃんと駒ちゃんに、

言ったんだな。それが、それが、まあ、この話の、

織田信長をやっつけるまでの、同士愛。

何がなんでも、堪えてみせる、という。

そのふたりの、恋愛感情を超えたファイトを。

最後まで、成し遂げる。その話のね、凄さをね。

あたしわかると思います。