で、先日のはなしなんですが、
友人たちと、カラオケへ行きました。
そんときに、
友人が「楓」を入れてね、
歌っていたので、
そんで「ひさしぶりに聞こうかな」と、
思った、というのが、話のきっかけなんですな。
あたしが、若い頃、
いろいろなバンドが流行っていて、
その中で、あたしが一番好きなのは、
今も、聞いていますが、
ミスチルです。
あんまり好きすぎて、
その後、あたしには、
素敵な人生が巡って来たのでした。
いつも、かけがえのない、
小林プロデューサーのピアノに、
無心に憧れた、あたしであります。
スピッツも、当時良く聞いていました。
ミスチルのほうが、好きですが、
なぜかコンサートが、観たい、と、
ノリノリで、出かけていったことがあります。
それは、『フェイクファー』の、
ツアーの時のお話です。
で、Tシャツを買って、
いいコンサートでしたね、
照明が綺麗で、
で、音の通りのスムーズな、
いいライブだったと、覚えています。
1998年11月2日でした。
そうして、あたしの前へ、
ふっと、草野マサムネさんが、
花道を通って、歩いて来られて、
「ありがとうございました」
と、なぜか頭を下げてくださったのです。
あれから、本当にいろいろなことがありました。
20年前の、あの日から。
ですけども、いいことばかりではなかった。
自分は、いいのですが。
さまざまな、ひと、周辺の、にとって。
悲しみの濃い、20年であったように、
記憶しています。
あたしが、書いてみて、
すごく、よくわかること、それは、
あんまり、のどかに、暮らすことを、
重視していないと、人生では、
勝ちにくい(笑)、ということです。
それにしても、何があったか、
みなさんに、説明したい気持ち、
もちろん、あたしには、ふんだんにありますが。
でも、まあ、できないですし、
しないのが、筋です。
けれども、違和感に、ギャップに、
苦しんでいらっしゃるだろう、
リスナーさんたちに、
すこしぐらいは、
事実、真実を、書いてみたい、と、
あたしは、かつて、割と、
批判的なことを、書いたことがあったはずです。
もちろん、それが、どうしてなのか、
今日は、書いたりは、しません。
けれども、今、思います。
そこには、必ず、理由があります。
スピッツの音楽を、愛し、
で、けじめのない日々を、超えていく方々に、
勇気として、今日、あたしの事実を書いてみました。