プレゼント

チルチルミチルの青い鳥、それは本当の奇跡の証。

変わらない思い。

 好きな方がみえたのかな、といろいろ思っていました。今、振り返り、立ち止まるとき、優しい記憶が、リフレインします。

 私は、武道館と、少し悩ましい出来事があります。今、思い出しても、悲しみで、いっぱいになる、記憶です。

 亡き人を思い出し、悼む記憶に。

 いつか、辿った日々に。

 あなたが、くれた、正直な証明に。

 この悼みこそ、今、だと思っています。

 母さん、それにしても、人は何故行き過ぎるのかしらね。あなたを思って。誰かが誰かの影を踏む。

 実際に、ちゃんと武道館に着いたのは、25歳の時だったな。

 私は三重にいますが、鈴鹿という、モータースポーツで盛んな街で、母と一緒に観た景色が、あります。

 私は、F1が、学生時代、好きでした。意外かと、思いますが、ゲルハルト・ベルガーという、レーサーを、心の英雄として、尊敬していまして…。

 母が、亡くなった日、枕経をあげに来てくれた、ご縁さまを、思い出します。

 生きながら仏になることも、亡き人がよい友に、なってくれることもあるそうです。それは本当に妙なる調べで。

 私はその人の大ファンに、なりました。

 宗教を、あまり重く思えない、私です。

 けれども、この世界では、もっと自然に、哲学的に、どうしても、なってしまいます。

 なかなか当てになる、話だなと、書いてみました。