山崎まさよし「One more time, One more chance」(97.01.22)
少し地味めの、
この世で一番尊い範囲の、
ストリングスの美しい、
ロングバラードです。
山羊座の実直な彼の性格を、
象徴するような、代表曲です。
輪廻転生を歌った曲です。
あたしは、この曲を、
おとぎばなしか何かのつもりで、
不思議な曲だなあ、と、
思っていたのですが。
東急東横線の、神奈川県の、
起きたあるすれ違いを、
歌った曲です。
好きな女性がいて、
なのに連れ添えず、破れ。
ひとりしっかりと、
我流ではあったでしょうが。
歩いたプロキャリア22年の彼です。
彼はアコースティックギターの、
素晴らしいギターヒーローで、
本当の、みんなのための、ヒーローです。
彼のコンサートは、8回拝見しました。
初めて観たのが、98年の、
ひとり弾き語りの公演で、
ピアノで披露されたこの曲の、
美しいフレアの回りかたに、
感動したように、覚えています（どうだったかな）。
7枚目のシングルだった「水のない水槽」の、
ときのツアーだった。
で、彼は弾き語りのコンサートの際には、
タイトルに『ONE KNIGHT STAND』と、
つけるなど、騎士に憧れた、
リッパな騎士です。
その日、そのコンサート中に、
誰もいないのに、客席後ろのドアが、開いて。
そこにいたあたしが、振り返ると、
なぜか誰かいる気がして。
それがあたしが感じた、
人生のワンモアタイム、です。
なんかワンモアタイム、ワンモアチャンス、
というのは、覚えにくく、
DJさんでも覚えにくいらしくて。
ワンモアチョップになってるときがあってね。
ラジオでされて、出演中コラコラー。
となったのが、「素敵な気が合いそうなひとだな」と、
思った最初のきっかけです。
今日は書き下ろしてみました☆
