プレゼント

チルチルミチルの青い鳥、それは本当の奇跡の証。

覗きにいったら、更新されていました。

料理研究家栗原はるみのインスタグラム。

貼ってあるのは、意外と、

亡き、ご主人、栗原玲児さんの写真ですね。

51年、長かったですか(出会ってから)。

もう会えないの、おつらいですよね。

あたしは、よくわかるつもりであります。

静岡県下田市で生まれた、先生が、

どういう経緯で、20歳そこそこのときに、

だいぶ、年上の彼とめぐりあい、

再婚だったという彼の、妻になられたのか、

あたしは、全然知りませんが。

複雑なことが、そこにあったのか、

それとも、もっとドツマルギーが、あること、

だったのか、全然想像もつきません。

ですけども、娘さんも、息子さんも、

その家族も、お孫さんも、先生には、

ありますよね。ですけども、

これから、大きなおうちで、先生は、

おひとりで生きていかれるのでしょうか。

すごく、大きな覚悟が、必要なこと、

だろうなあ、と、あたしは、思います。

肺ガンで、ご亭主が他界されるまで、

結構経過タイムというのが、

言い方が悪いですけども、あったり、

されただろう、と思います。

その間に、身の始末をね、旦那さんが、

されながら、この後、どう暮らすか、

そうして、どう仕事を続けていくか、

先生は、休まず、この間も、お仕事を、

されていましたから、びっくりしながら、

今日のこの発表のときを、迎えたのも、

事実だったりするのです。

 

あ、みなさま、ありがとうございます。

そうですよね、大きな仕事を、

いつもされてきた、先生です。

それがね、女ひとりで、負けないで、

これからもっと、大きな仕事をね、

されていかれるんだろうなあ、と、

あたしは、そう思います。

 

そういえば、うちの母がガンで亡くなったときは、

そっと、生年月日と、自分の名前を、

書いた、紙が残っていました。

あたしの名字で、書いてあったのが、

印象的でしたね(まあ、当たり前だけど)。

母の旧姓は、冬生まれの、母らしい、

美しいもので、で、あたしの名字でもある、

その名字から始まる、名前は、

女の建徳を感じさせる、小粒でいい感じの、

彼女らしい、婦人らしい、いいものでした。

姓を組み合わせると、意味が変わる。

それを、先生は、よくご理解されていたり、

するんだろうなあ、と、

すこし、涙まじりに書いておきます。

 

あ、あたしの名前ですか。

書けないから書きませんけど、

綺麗な名前を、しています。

もちろん、父の方の名字で、名乗っています。

本当は、妙子がいい、と、

なんか言われた経緯が、あったらしいですが、

響きは割と近いけど、だいぶ違う名前ですね。

あたしは、斗宿の女なので、

そういう意味の、いい名前を、

つけてもらっています。

 

ただ、ちょっと地味かもしれないけれど。

 

ええ、想像つきにくいでしょ(爆笑)。

うん、気に入っています。

 

そういえば、拝見していて、

あたしは、新字で、あえて書かせていただいて、

いますけども、玲児さんの、この後ろの字は、

実際には、古いカッコいい、漢字なんだね。

きっとそうなんだろう、と、

思っていますが、うちの親父もそうでした。

でも、死ぬまであんまりわかってなかった。

いや、あたしがですよ(涙)。

 

うん、そういうもんです。

 

ありがとうございます、そうですよね、

名前大事だ。あ、バレていますか。

いえいえ、お気にされずに。

割とありがちな名前のあたしですし(マジ)。